ペットのお墓を庭に作る際の流れや注意点を解説

2023.7.27 ペットが亡くなったら , ペットのお葬式 , ペット供養
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ペットのお墓を庭に作る際の流れや注意点を解説

家族の一員であるペットと突然お別れすることになったら、せめて大切に埋葬して、供養してあげたいものです。近年は、ペットを身近に感じたいからこそ、庭にお墓をつくることを選択する方も増えています。しかし、自宅の庭にお墓をつくっても問題はないのでしょうか。

この記事では、ペットのお墓を庭につくる際の流れや注意点を紹介しています。また、法律や宗教的観点から、お墓を庭につくっても問題ないのかについても解説しています。

毎日お墓に手を合わせたい、ペットとよく遊んでいた庭にお墓をつくってあげたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ペットのお墓を庭に作るのは問題ない?

ペットのお墓を庭につくると、なにか問題が出てくるのかが心配な方も多いでしょう。結論からいえば、自宅の庭にお墓をつくっても法律や宗教上は問題ありません。

人間とは異なり、ペットのお墓は墓地埋葬法が適用されず、動物は宗教を持たないからです。そのため、ペットのお墓を庭につくっても、法律または宗教上の拘束や制限は受けません。

しかし、それは私有地の場合に限ります。自宅の庭は私有地となるため、土地を自由に利用する権利があります。一方、賃貸マンションや社宅など私有地ではない土地の場合は、土地を自由に利用する権利がないため、庭にお墓はつくれません。

また、森林や公園といった公共の場に埋葬してしまうと不法投棄となり、罪に問われてしまいます。あくまでも自由にお墓をつくれるのは、私有地だけだと認識しておきましょう。

※1

ペットのお墓に適した場所

ペットのお墓を庭につくる場合、場所はどこでもよいわけではありません。お墓づくりに適した場所というものが存在します。以下でくわしく解説します。

 

広さや深さを確保できる場所

広さや深さを十分に確保できる場所がよいでしょう。埋葬する場所が狭い、または浅ければ、豪雨や台風などで遺骨が露出してしまう可能性があります。

また、野生動物に墓を荒らされて、掘り出されるリスクもあります。露出してしまった、または荒らされてしまったお墓を見てショックを受けないためにも、広さや深さを確保できる場所を選ぶようにしましょう。

水捌けがよい場所

水はけのよい場所もペットのお墓には最適です。水はけが悪い場所を選んでしまうと、豪雨の際に土砂が流され、遺骨が地表に出てきてしまう可能性があるからです。

しかし、どんな場所が水はけがよいのかがわからないというひとも多いでしょう。水はけのよい場所かどうかは、土質から判断できます。

水をかけてもすぐになくなる、または粘土質ではない土がある場所は、水はけがよいため、ペットのお墓に最適です。反対に、土を掘った際に岩が大量に出てくる場所は、水はけが悪いため、避けるほうが無難です。

※2

日当たりや風通しがよい場所

日当たりや風通しがよい場所もペットのお墓には向いています。日がささず、風通しが悪い場所につくった場合、湿気がたまりやすい環境のため、お墓にカビが発生する可能性があります。

日当たりや風通しがよい場所を選ぶことで、カビの発生リスクをなくし、お墓の暗くじめじめした雰囲気を一掃できます。風が心地よい、日の当たる明るい場所で、愛するペットを供養しましょう。

人の目が届く場所

ペットのお墓は、家族の目が届きやすい場所に設置することをおすすめします。普段出入りする場所や、ひとの目に付きやすい場所を選ぶことで、供養やメンテナンスを忘れなくなるからです。野良猫やカラスなど、野生動物からもお墓を守りやすくなります。

 

ペットのお墓を庭に作るのに向いている人

ここでは、ペットのお墓を庭につくることに向いているひとの特徴を紹介します。実際にお墓をつくってしまったら、あとで移動させることはきわめて困難です。のちのち後悔しないためにも、以下のポイントが自分に当てはまるのかを確認してみましょう。

 ※3

庭にペットとの思い出がある人

庭でペットとボール投げをした、かけっこをしたなどの思い出があるひとは、庭にお墓をつくることに向いているでしょう。思い出深い場所には、多くの楽しい記憶が存在します。

手を合わせている際も、愛するペットとの思い出がよみがえり、当時を懐かしみ、愛おしい気持ちにさせてくれるでしょう。ペットにとっても、飼い主との大切な思い出のある場所で眠れるのは、幸せなことといえます。

定期的に庭をお手入れしている人

大切なペットが眠っているお墓やその周囲は、常にきれいに整えておきたいものです。普段から定期的に庭の手入れをしているひとなら、お墓の環境を良好に保てます。

庭にお墓をつくると、雑草の処理や墓石のメンテナンス、雨が降った際にお墓が動いていないかの確認など、多くの労力と時間を消費します。普段から庭や墓石の手入れができそうか、手入れの時間を捻出できそうか、事前に考えましょう。

引っ越す予定がない人

お墓をつくっても引っ越してしまったら、大切なペットを取り残してしまうことになります。今後引っ越す予定のない方なら、庭にお墓をつくってもペットと離れずにすむため安心です。

一度お墓を庭につくってしまったら、引越し先まで移動させることは困難を極めます。つくる際は、今後引っ越すことがないかを慎重に考えましょう。

 

ペットのお墓を庭に作る際の流れ

実際に、ペットのお墓を庭につくる際の流れについて解説します。事前に手順を確認しておくことで、丁寧な供養ができるでしょう。

 ※4

必要な道具を用意する 

ペットのお墓づくりに必要な道具は、以下のものです。

 

・腐葉土や石灰

・スコップ

・墓石

・花やろうそくなどの供物

※5

腐葉土や石灰は、有機物を分解してくれるため、ご遺体が土に還る期間を短くしてくれます。ホームセンターや園芸店、ネット通販などで購入できます。

 

スコップは、埋葬のための穴を掘る際に使用します。ペットのサイズが大きいときは、大きめのものを選ぶと作業が楽になります。

 

墓石は、お墓の位置をわかりやすくするために使用します。シンプルなお墓にしたい場合は、小さめのサイズのものを選んで建てるとよいでしょう。主にネット通販で購入できます。

 

穴を掘る

埋葬する穴を掘るために、スコップを用意します。穴のサイズはペットの大きさによりますが、土葬の場合は、遺骨が露出しないように最低でも1m程度※6 の穴が必要です。火葬の場合は50cm ※7 程度でも構いませんが、その代わり盛り土をしましょう。

 

また穴を掘る場所は、日当たりと風通しのよい場所を選ぶようにしましょう。豪雨の際にお墓が動かないように、水はけのよい場所に穴を掘るようにしてください。

遺骨を安置する

穴を掘り終えたら遺骨を安置しますが、その前に腐葉土や石灰をまいておく必要があります。腐葉土や石灰を使用することにより、遺骨が土に完全に還るまでにかかる長い年月を短縮できます。

 

また腐葉土や石灰には、菌や臭いを抑制する作用も持っています。虫の発生や異臭を抑えてくれるでしょう。腐葉土や石灰を土にまく分量は、大体遺骨の重量の半分です。

 

遺骨は、コットンや絹、麻などの天然素材でできたタオルで包むようにしましょう。骨壷に遺骨がある場合は、骨壷から出しておきましょう。骨壷のまま埋葬してしまうと、カビの発生を促してしまう可能性があります。

 

土をかぶせる

遺骨を穴に安置したら、残りの腐葉土や石灰をまいて土をかぶせていきます。かぶせた土はたたいて固めておくことで、雨が降った際に土砂と一緒にお墓が流れるのを防いでおけます。安全のために、さらにうえから土を足して盛り土にしておいてもよいでしょう。

 

また遺骨の近くには、花やペットが好物だったおやつ、お気に入りの自然素材でできたおもちゃなどを置いてもかまいません。

 

実際に、線香や花といった供物をそなえる方も多く見られます。キクやリンドウ、カーネーションといった花が供物にはおすすめです。どんな花にするか迷った場合は、基本的に仏花を選べば間違いはありません。

 

墓石を建てる

土をかぶせた後は、お墓の位置をわかりやすくするために、墓石を建てましょう。現在ペット用の墓石には多くの種類が出ており、さまざまなニーズに対応しています。墓石を手づくりして、自分なりの供養を実現する方もいます。

 

ペット用の墓石は、現在は板状のプレート型が主流ですが、人形型やミニタイプのお墓型も人気です。オーダーメイドによる作成も可能で、自分好みのサイズやかたち、素材、カラーにできます。屋外と屋内兼用のものもあります。

 

名前や似顔絵、ペットへ届けたいメッセージを彫刻できるタイプも多くなっています。ペットの写真を入れられるものもあります。

 

価格は数千円からと安価なものが多いですが、花崗岩や大理石、御影石といった本格仕様のものを選ぶと、30,000円 以上することもあります。高価ではありますが、ひとのお墓と同じ素材でできているため、より丁寧に供養できると人気です。

 

庭に埋葬する際の注意点

ペットの埋葬方法で土葬を選択した場合は、遺骨が土に完全に還るまでに長い年月が必要となることに注意しましょう。その間、異臭や虫の発生により、近隣住民から苦情がくる可能性があります。

 

できれば土葬ではなく、埋骨をおすすめします。埋骨を選ぶと、火葬後にパウダー状となった骨を埋めるため、異臭や虫の発生リスクを抑えられます。

 

遺骨を庭に埋葬した場合は、野良猫やカラスなどの野生動物に掘り起こされるリスクも考えなければなりません。お墓が掘り起こされないかが心配な方は、野生動物よけグッズの購入を検討してみましょう。通販サイトで購入できます。

 

また、将来的に引っ越す可能性があるかを考えておく必要もあります。引っ越してしまうと、ペットを置いていってしまうことになるだけでなく、家を新たに取得した住人とのトラブルにもなりかねません。一度ライフプランを見直してみましょう。

 

庭がない場合の供養方法

マンションや社宅暮らしなどで、ペットのお墓を庭につくれない方も多いでしょう。庭がない場合の供養方法について紹介します。

 

ペット用の仏壇を用意する

自宅にペット用の仏壇を設置して供養する方法です。天気に左右されずに毎日手を合わせられ、なおかつ目の届きやすい室内で管理できるというメリットがあります。

 

仏壇での供養を選択した場合、骨壷をそのまま仏壇のなかに入れられて、花やろうそく、食べ物などを供えられます。写真や位牌も飾れるため、人間の仏壇のように室内に供養所を設けて、本格的な供養も可能となります。

 

仏壇にはいろいろな種類やサイズ、素材があり、主にステージ型、おうち型、ミニサイズの本格仕様の仏壇型、ボックス型などがあります。かわいらしいデザインのものから本格的なものまであり、室内のインテリアに合わせて選べます。

 

 ベランダで供養する

自宅のベランダで供養する方法です。一般的にプランター葬といわれ、プランター(鉢植え)の土のなかに遺骨を埋葬します。

 

水やりや剪定などのお世話をし、成長を見守るという供養方法です。プランダーのため、簡単に持ち運べるというメリットがあり、引っ越しの際も一緒に新居まで持っていけます。

 

プランター葬は土葬もありますが、一般的なのは火葬です。火葬にすることで、野生動物によるお墓の掘り起こしや、虫や悪臭の発生リスクをなくせます。またプランター葬なら、猫や犬などの体の大きなペットでも、庭のない自宅で供養が可能です。

手元供養する

ペットの供養には、手元供養というものもあります。火葬したあとの骨の一部やすべてを持ち帰り、手元に置いて供養するという方法です。

 

自宅に置いておけるため、ペットが身近に感じられるというメリットがあります。かわいらしいペット用の骨壺も出てきており、自宅に骨壷を置いてそのまま供養する方も多く見られます。ペット用品店やペット霊園、ネット通販、仏具店などで購入可能です。

 

また、つねにペットの存在を感じていたいという方には、パウダー状になった遺骨をアクセサリーのなかに入れて持ち歩くという方法があります。つねにペットが見守ってくれているため、お守り代わりになります。

 

アクセサリーの種類はペンダントが多く、ブレスレットやリングもあります。身に着けやすいシンプルなデザインのものが多く、日常的に利用しやすいのがポイントです。ペット用品店やペット霊園、ネット通販などで購入できます。

 

イオンのペット葬の特徴について、こちらのページで紹介しています。あわせてご覧ください。

 

まとめ

ペットのお墓を庭に作る際の流れや、注意点について解説しました。ペットのお墓を庭につくっても、法律や宗教上は問題ありません。ただし私有地にかぎるため、マンションや社宅、共有地などにはお墓をつくれません。

 

お墓をつくる際は、広さや深さを確保できるところを選ぶようにしましょう。日当たりや風通し、水はけがよい場所だと、お墓の環境を良好にたもてます。

 

また、土葬だと虫や異臭の発生などの問題があるため、できれば火葬にしてから埋葬するようにしましょう。火葬はペット葬を実施しているところでできますが、おすすめは全国展開しているイオンのペット葬です。

 

イオンのペット葬では、50 の品質基準を設定しており、基準をクリアした霊園しか掲載していません。定期的に現地調査を実施しており、品質の維持管理を徹底しています。

 

事前に口コミ・レビューで評判を確認できるため、安心して利用できます。大事なペットの供養だからこそ、丁寧に行ってほしい、親身によりそった接客をしてほしい方に向いているペット葬です。

ペット葬儀・火葬・霊園なら「イオンのペット葬」

参考文献

※1 
https://petlly.jp/column/pet-memorial-service/pets-garden-tomb
https://breezegarden-kobo.net/kobolabo/pets-grave-garden/

※2
https://www.in-natural.style/gardening/niwakino-tekiseichekku/

※3
https://petlly.jp/column/pet-memorial-service/pets-gardentomb
https://breezegarden-kobo.net/kobolabo/pets-grave-garden/

※4
https://petlly.jp/column/pet-memorial-service/pets-garden-tomb
https://breezegarden-kobo.net/kobolabo/pets-grave-garden/

※5
https://petlly.jp/column/pet-memorial-service/pets-tomb
https://meetsmore.com/services/pet-funeral/media/180498
https://www.e-butsudan.com/guide/317

※6
https://meetsmore.com/services/pet-funeral/media/180498

※7
https://sougiyasan.jp/faq/ohaka/2316

タグ : お墓
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