ペットが死んだら動物病院に知らせるべき?伝え方やタイミング、お礼のマナー
2025.12.25 ペットが亡くなったら大切なペットが亡くなったら、悲しみの中で何をすべきか分からなくなってしまうかもしれません。
特に、これまでお世話になった動物病院へ連絡すべきか、どのように伝えれば良いか悩む方は少なくありません。
この記事では、動物病院への連絡の必要性から、適切なタイミング、失礼にならない伝え方、お礼のマナー、そして忘れてはならない各種手続きまで、飼い主の疑問に寄り添いながら詳しく解説します。
目次
ペットが亡くなったことは動物病院に報告した方が良い?
ペットが亡くなったことを動物病院へ報告すべきか、多くの飼い主が迷う点です。法的な義務は一切ありませんが、長年お世話になった感謝の気持ちを伝える良い機会になります。
また、病院側もペットの最期を把握し、カルテの整理やダイレクトメールの送付停止といった配慮ができるため、連絡を入れることが推奨されます。飼い主の気持ちの整理をつけるための一つの区切りにもなるでしょう。
必ずしも連絡する義務はない
ペットが亡くなったことを動物病院に連絡するのは、法的な義務や強制力のあるルールではありません。
そのため、精神的に辛く、話すことが難しい状況であれば、無理に連絡する必要はないです。
動物病院のスタッフも、飼い主が深い悲しみの中にいることを理解しています。
連絡がないからといって、失礼だと感じることはまずありません。
まずはご自身の心を休ませることを最優先に考え、気持ちが少し落ち着いてから、連絡するかどうかを判断するのが良いでしょう。
飼い主の心の負担にならない選択をすることが何よりも重要です。
感謝の気持ちを伝えるためにも連絡がおすすめ
ペットの死亡報告は義務ではありませんが、お世話になった獣医師やスタッフへ感謝の気持ちを伝える良い機会となります。
特に長期間の闘病を支えてくれた場合、その労をねぎらい、無事に旅立ったことを伝えることで、病院側も安心できます。
また、病院側でカルテを整理し、今後の予防接種や定期健診の案内などが送られてこないように配慮してもらえるという実務的なメリットもあります。
心の整理がつかず辛い時期ではありますが、一区切りつける意味でも、落ち着いたタイミングで報告することをおすすめします。
ペットの死を動物病院へ伝えるタイミングと方法
ペットが亡くなったことを動物病院へ伝える決心がついても、次に悩むのが「いつ、どのように伝えるか」です。
慌てて連絡する必要はなく、まずはご自身の気持ちが落ち着くのを待ちましょう。
連絡方法には電話、直接訪問、手紙といった選択肢があり、それぞれにマナーやポイントが存在します。
ここでは、飼い主の状況や気持ちに合わせて最適な方法を選べるよう、それぞれの特徴を解説します。
連絡する時期はいつが適切?飼い主の気持ちが落ち着いてからで大丈夫
ペットが亡くなったら、すぐに連絡しなければならないという決まりはありません。
まずはペットを弔い、ご自身の心を落ち着かせることを優先してください。
連絡するタイミングは、四十九日や納骨が終わった後など、気持ちに一区切りついた時期を選ぶ方が多いです。
数ヶ月後や一年後になってしまっても問題ありません。
動物病院側も、飼い主が深い悲しみの中にいることを理解しているため、連絡が遅れたことを咎めることはありません。
焦らず、自分のペースで感謝の気持ちを伝えられる状態になってから行動しましょう。
【方法別】失礼にならない連絡手段の選び方
動物病院への連絡方法は、主に「電話」「直接訪問」「手紙」の3つです。
どの方法が最も良いという決まりはなく、飼い主の気持ちや状況に合わせて選ぶのが適切です。
電話は最も手軽で、病院の業務を妨げにくい方法ですが、感情的になってしまう可能性もあります。
直接訪問は、顔を見て直接感謝を伝えられる丁寧な方法ですが、病院の繁忙時を避ける配慮が必要です。
手紙は、自分のペースで気持ちを整理しながら言葉を綴れる点がメリットで、後日読んでもらえます。
それぞれの長所と短所を理解し、自分に合った手段を選びましょう。
電話で手短に伝える場合のポイント
電話でペットの死亡報告をする際は、忙しい病院の業務に配慮し、手短に要点を伝えることが大切です。
まず、診察時間を事前に確認し、比較的空いていると思われる昼休み明けなどの時間帯を選びましょう。
電話がつながったら、最初に飼い主の名前とペットの名前を名乗り、獣医師や担当のスタッフに取り次いでもらいます。
伝える内容は、「いつ亡くなったか」「これまでのお礼」の2点を簡潔に話せば十分です。
長話は避け、感謝の気持ちを伝えたいという要件を明確にすることで、スムーズな報告ができます。
直接訪問して感謝を伝えたいときのマナー
直接訪問して死亡報告と感謝を伝える場合は、事前に電話でアポイントを取るのが最も丁寧な方法です。
突然訪問すると、診察や手術で忙しく、十分な対応をしてもらえない可能性があります。
訪問する時間帯は、比較的空いている平日の午後などが望ましいでしょう。
他の患者さんもいるため、待合室での長話は避け、別室へ案内された際に落ち着いて話すように心がけます。
感謝の気持ちを伝えることが目的ですので、他の患者さんや病院スタッフの迷惑にならないよう、滞在時間は短時間で済ませる配慮も必要です。
お礼の品を持参する場合も、このタイミングで渡すとスムーズです。
手紙で丁寧にお礼を伝えたい場合の書き方
手紙は、電話や対面では上手く話せない場合や、気持ちを落ち着けてじっくり言葉を選びたい場合に適した報告方法です。
手紙を書く際は、まず時候の挨拶から始め、次にペットの名前と飼い主名を記します。
本文では、これまでの治療に対する感謝の言葉、ペットが安らかに旅立ったこと、楽しかった思い出などを綴ると良いでしょう。
獣医師やスタッフの健康を気遣う言葉で締めくくると、より丁寧な印象になります。
手紙であれば、病院側の都合の良い時に読んでもらえるため、業務の妨げになる心配もありません。
お世話になった獣医師やスタッフへのお礼(菓子折り)は必要?
ペットが亡くなったら、感謝の印としてお礼の品(菓子折りなど)を渡すべきか悩む飼い主は少なくありません。
特に長期にわたる治療でお世話になった場合、何か形にして気持ちを伝えたいと思うのは自然なことです。
しかし、お礼の品は必ずしも必要なものではありません。
ここでは、お礼の品の要不要や、もし渡す場合に気をつけたいマナーについて解説します。
感謝の気持ちを伝えることが最も重要です。
お礼の品物は必須ではない!感謝の言葉だけでも十分
動物病院の獣医師やスタッフは、飼い主からの感謝の言葉だけで十分に気持ちを受け取ってくれます。
むしろ、高価な品物やかさばるものは、かえって気を遣わせてしまう可能性もあります。
品物を用意することに気を取られるよりも、心のこもった「ありがとうございました」の一言を伝えることの方が大切です。
【忘れずに】動物病院以外にペットの死亡連絡が必要な場所
大切なペットが亡くなった後の手続きは、動物病院への連絡だけではありません。
特に犬を飼っていた場合や、ペット保険に加入していた場合など、いくつかの機関への連絡や届け出が別途必要になります。
悲しみの中で大変ですが、これらの手続きを怠ると後々トラブルになる可能性もあるため、忘れずに行いましょう。
ここでは、動物病院以外に連絡が必要となる主な場所について解説します。
加入しているペット保険会社
ペット保険に加入していた場合は、保険会社への連絡が必要です。
連絡を怠ると、亡くなった後も保険料が引き落とされ続けてしまう可能性があります。
保険会社によっては、死亡によって支払われる保険金(死亡保険金)が設定されているプランもあるため、契約内容を今一度確認しましょう。
連絡の際には、保険証券を手元に用意しておくと手続きがスムーズです。
また、保険金の請求には動物病院で発行される死亡診断書が必要になる場合が多いため、病院に連絡する際に併せてお願いしておくと良いでしょう。
血統書を発行した団体
血統書付きのペットを飼っていた場合は、その血統書を発行した団体(ジャパンケネルクラブなど)への連絡と登録抹消手続きが必要です。
手続き方法は団体によって異なりますが、一般的には血統書の原本に死亡年月日を記載して返送するなどの手順が定められています。
これにより、血統登録情報が更新され、データベースが正確に保たれます。
手続きをしないことによる直接的な罰則はありませんが、団体の規約として定められていることが多いため、確認の上、忘れずに手続きを行いましょう。
詳細は各団体のウェブサイトなどで確認できます。
犬の場合は役所への死亡届が必要
犬を飼っている場合、狂犬病予防法に基づき、お住まいの市区町村役所へ「死亡届」を提出することが義務付けられています。
この届け出は、犬が死亡した日から30日以内に行う必要があります。
手続きは、役所の担当窓口(保健所や生活衛生課など)で行うのが一般的ですが、郵送やオンラインで受け付けている自治体も増えています。
届け出の際には、犬の鑑札と狂犬病予防注射済票を返却する必要があるため、手元に用意しておきましょう。
この手続きを怠ると罰則の対象となる場合もあるため、必ず期間内に行ってください。
ペットが亡くなった際の動物病院への連絡に関するよくある質問
ペットが亡くなった際の動物病院への連絡については、多くの飼い主がさまざまな疑問を抱きます。
いざ連絡しようと思っても、「これは失礼にあたらないだろうか」「こんなことを聞いても良いのだろうか」と不安になることもあるでしょう。
ここでは、特に多く寄せられる質問について、Q&A形式で簡潔にお答えします。
連絡する際の不安を少しでも解消するための参考にしてください。
Q. 亡くなったことを連絡しないのは失礼にあたりますか?
失礼にはあたりません。
連絡は義務ではなく、飼い主の気持ちが最優先です。
精神的に辛い状況で無理に連絡する必要はありません。
しかし、お世話になった感謝を伝える良い機会であり、病院側もカルテ整理などのために知りたいと考えているため、落ち着いてから連絡することをおすすめします。
Q. お礼の手紙にはどのような内容を書けば良いですか?
形式にこだわる必要はなく、感謝の気持ちが伝わることが大切です。
これまでの治療へのお礼、ペットが安らかに旅立ったことの報告、共に過ごした楽しい思い出、獣医師やスタッフへの労いの言葉などを綴ると良いでしょう。
ペットの写真を添えるのも、気持ちが伝わりやすくなります。
Q. 病院の診察時間外や休診日に亡くなった場合はどうすればいいですか?
急いで連絡する必要はありません。
ペットが亡くなったら、まずはご自身の気持ちを落ち着かせ、ペットを弔うことを優先してください。
動物病院への連絡は、次の診察時間内や営業日まで待ってからで全く問題ありません。
緊急の連絡ではないため、時間外に無理して連絡するのは避けましょう。
まとめ
ペットが亡くなったら、お世話になった動物病院へ連絡を入れることは義務ではありません。
しかし、感謝の気持ちを伝え、一つの区切りをつけるためにも、飼い主の気持ちが落ち着いてから報告することをおすすめします。
連絡のタイミングや方法は、電話、訪問、手紙など、ご自身の状況に合わせて最適なものを選びましょう。
その際は、病院の業務に配慮することが大切です。
また、犬の場合は役所への死亡届など、動物病院以外にも必要な手続きがあることを忘れないでください。
何よりも飼い主自身の心を大切に、無理のない範囲で対応を進めましょう。
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