ペット火葬に持ち込みできるものとは?
2025.8.29 ペット供養目次
ぺット火葬で持ち込みできるものには何がありますか?
生花やおやつ、手紙、布製のおもちゃなどが持ち込みとして棺入れ可能な場合が多いです。
ペット火葬では、飼い主が最後に気持ちを込めて持ち込みできる品があります。代表的なのは以下の通りです。
- 生花(菊・カーネーションなど燃えやすい花)
- おやつや好物(少量のジャーキー・クッキー・果物など)
- 手紙や写真
- 布製のおもちゃ・小さなぬいぐるみ
- 紙製の棺や布製の毛布
一方、金属やプラスチック、ガラス製品、電池入りグッズなどは火葬炉を傷めるため持ち込みを不可としている施設や業者が大半です。持ち込み可能な品は業者ごとに違うので、必ず事前に確認しましょう。
食べ物の持ち込みは可能ですか?
少量であれば、おやつや好物も持ち込み可能な場合が多いです。
ペットが生前に好んでいたおやつや果物などを納めてあげることは、多くの飼い主が希望する供養方法のひとつです。実際に対応している火葬業者も多く、
- クッキーやビスケット
- ジャーキーやドッグフード(少量)
- リンゴやバナナなどの果物
といった燃えやすい食べ物は問題ありません。ただし、大量の食べ物や脂分の多い肉類は燃え残りや異臭の原因となるため避けましょう。
持ち込めないものには何がありますか?
金属・ガラス・電池などの不燃物は火葬に入れられません。
火葬炉に入れられないものの代表例は以下の通りです。
- 金属(首輪・金具付きのおもちゃ)
- プラスチック製品・ゴム製品
- ガラスや陶器
- 電池入りグッズ・電子機器
- スプレー缶など危険物
これらは火葬炉を傷つけたり、爆発・有毒ガス発生のリスクがあります。安全のため必ず除外しましょう。
棺や毛布の持ち込みはできますか?
紙製・布製のものに限り、多くの施設で持ち込み可能です。
ペットを納める際の棺や毛布は、燃えやすい素材であれば受け入れてもらえる場合が多いです。
- OK:段ボール製の棺、コットン・ガーゼなど天然素材の毛布
- NG:木材の棺、合成繊維(ナイロン・ポリエステル)の毛布
施設によって基準は異なるため、持ち込む前に必ず確認しておきましょう。
持ち込み品はいつ渡せばいい?
納棺のタイミングで火葬業者に手渡すのが基本です。
持ち込み品は火葬前に納棺の流れで渡すのが一般的です。
- 個別火葬・立ち会い火葬 → 飼い主が直接棺に入れられる場合が多い
- 合同火葬・訪問火葬 → スタッフに事前に渡すケースが多い
式の形式やプランによって対応が違うため、当日の混乱を避けるためにも、事前に確認しておきましょう。
持ち込み品が多い場合はどうすればいい?
事前相談すれば、一部は納棺し、残りは供養棚やお焚き上げで対応してもらえます。
ぬいぐるみや供花などを「できるだけたくさん持っていきたい」という飼い主も少なくありません。しかし火葬炉に入れられる量には制限があるため、すべてを納棺できるとは限りません。施設やペット葬儀業者によっては以下のような対応をしています。
- 一部のみ棺に納め、残りは供養棚で供養
- 後日「お焚き上げ」としてまとめて処分
「どうしても一緒に入れたい物」と「供養だけで良い物」を事前に分けて相談しておくと安心です。
まとめ
ペット火葬に持ち込みできる品には、飼い主の想いを込められるものが多くあります。代表的なのは生花やおやつ、手紙や写真、布製のおもちゃなどで、いずれも燃えやすく安全な素材で作られた品が中心です。
一方で、金属・プラスチック・ガラス・電池入りの物は火葬炉を傷つけたり有害ガスを発生させる恐れがあるため持ち込みできません。棺や毛布についても、段ボールや布製など燃やせる素材に限定される場合が多く、業者によって細かい規定は異なります。
持ち込みのタイミングは納棺時が一般的で、個別火葬や立ち会い火葬では飼い主自身が入れることもできます。持ち物が多い場合は一部を棺に納め、残りは供養棚やお焚き上げで対応してもらうことも可能な場合があります。
最後のお別れを悔いなく行うためにも、火葬業者と事前に相談し、安心して見送れるよう準備しておきましょう。


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