ペットと人が一緒に入れるお墓の種類と費用|後悔しないための注意点
2026.2.25 ペットコラム , ペット供養目次
ペットと人が一緒に入れるお墓とは、大切な家族の一員であるペットと同じお墓に納骨し、共に眠ることができる埋葬方法です。
近年、ペットは家族という考え方が一般的になり、死後も一緒にいたいと願う飼い主が増えたことで、このタイプのお墓の需要が高まっています。
この記事では、ペットと共葬できるお墓の種類や費用相場、後悔しないために知っておきたい注意点や選び方のポイントを解説します。
ペットは人と一緒のお墓に入れる?知っておきたい法律とルールの基本
愛するペットと一緒のお墓に入りたいと考えたとき、まず気になるのが「法律的に可能なのか」という点でしょう。
結論から言うと、法律上は問題ありませんが、実際の可否は墓地のルールによって決まります。
ここでは、ペットとの共葬に関する法律上の扱いや、お墓を契約するうえで最も重要となる霊園・寺院の管理規約について、基本的な知識を解説します。
法律上はペットの遺骨を同じお墓に納めても問題ない
日本の墓地や埋葬に関する法律として「墓地、埋葬等に関する法律(通称:墓埋法)」がありますが、この法律は人の遺骨を対象としています。
ペットの遺骨については墓埋法で規定されていないため、人の遺骨と同じお墓にペットの遺骨を納めることを法律で禁止する条文は存在しません。
したがって、法律的な観点からは、ペットの遺骨を家族のお墓に一緒に納骨することに何ら問題はないと解釈されています。
最も重要なのは霊園・寺院が定める管理規約の確認
法律上は問題なくても、実際にペットと一緒のお墓に入れるかどうかは、そのお墓がある霊園や寺院の管理者が定める「管理規約(使用規則)」によって決まります。
日本の慣習や宗教的な考え方から、動物の遺骨を人と一緒の場所に埋葬することに抵抗を感じる人も少なくありません。
そのため、他の利用者に配慮し、規約でペットの納骨を禁止している墓地は依然として多く存在します。
お墓を探す際は、必ず管理規約を確認し、「ペットとの共葬が可能」と明記されている場所を選ぶことが最も重要です。
【タイプ別】ペットと一緒に入れるお墓の主な4つの種類
ペットと一緒に入るお墓の需要増加に伴い、その形態も多様化しています。
従来の一般墓だけでなく、より現代のライフスタイルに合った樹木葬や納骨堂、永代供養墓など、さまざまな選択肢から選べるようになりました。
ここでは、ペットと共葬が可能な主な4つのお墓のタイプについて、それぞれの特徴を解説します。
自分たちの価値観や予算、将来の管理方法などを考慮して、最適な形式を見つけましょう。
家族代々で受け継げる「一般墓」
一般墓は、墓石を建立し、家族が代々承継していく伝統的なお墓のスタイルです。
ペットと一緒に入る場合、同じ納骨室(カロート)内に人間とペットの遺骨を一緒に納めるタイプや、同じ墓所の敷地内にペット専用の納骨スペースを設けるタイプなどがあります。
代々受け継ぐことを前提としているため、家族の絆を象徴する場所となりますが、墓石の建立費用や永代使用料などで初期費用が高額になる傾向があり、承継者がいることが前提となります。
自然志向の方に選ばれている「樹木葬」
樹木葬は、墓石の代わりに樹木や草花を墓標(シンボル)とし、その周辺に遺骨を埋葬する自然志向の埋葬方法です。
ペットと一緒に入れる樹木葬も増えており、「自然に還りたい」と願う人々に選ばれています。
埋葬方法は、個別の区画でペットと一緒に眠るタイプや、大きなシンボルツリーの周りに他の家族やペットと共に埋葬される合祀タイプなど様々です。
一般墓に比べて費用を抑えられることが多く、宗教不問の霊園が多いのも特徴です。
天候に左右されずお参りしやすい「納骨堂」
納骨堂は、主に建物の中に設けられた納骨スペースに遺骨を安置する屋内型のお墓です。
ロッカー式、仏壇式、コンピュータ制御で参拝ブースまで遺骨が運ばれてくる自動搬送式など、多様な形式があります。
ペットと一緒に入れる専用の区画やプランを用意している施設も増えており、天候を気にすることなく快適にお参りできる点が大きなメリットです。
都心部や駅の近くなど、アクセスしやすい場所に立地していることが多いのも魅力の一つです。
承継者の心配がいらない「永代供養墓」
永代供養墓は、お墓を継ぐ承継者がいない人に代わって、霊園や寺院が遺骨の管理と供養を永続的に行うお墓です。
「お墓のことで子どもに迷惑をかけたくない」と考える人々のニーズに応える形で普及しました。
ペットと一緒に入れる永代供養墓も多く、一定期間は個別の骨壺で安置され、その後は他の遺骨と共に合祀されるのが一般的です。
初期費用を抑えることができ、その後の管理の心配も不要になるため、近年非常に人気が高まっています。
種類ごとに解説!ペットと一緒に入れるお墓の費用相場
ペットと一緒にお墓に入ることを検討する際、費用の問題は避けて通れません。
お墓の種類によって、必要な費用の内訳や金額は大きく異なります。
ここでは、これまで紹介した「一般墓」「樹木葬」「納骨堂」「永代供養墓」の4つのタイプ別に、費用の目安を解説します。
ただし、費用は立地条件、施設のグレード、プラン内容によって変動するため、あくまで一般的な相場として参考にしてください。
一般墓の費用目安は150万円~300万円程度
一般墓の費用は、主に土地の使用権である「永代使用料」、墓石を建てるための「墓石工事費」、そして霊園の維持管理に使われる「年間管理料」で構成されます。
これらの総額は150万円から300万円程度が相場ですが、都心部などの地価が高い場所ではさらに高額になることもあります。
また、墓石の石材の種類やデザイン、加工によっても費用は大きく変動するため、予算に合わせて慎重な検討が必要です。
樹木葬の費用目安は30万円~80万円程度
樹木葬は、大きな墓石を必要としないため、一般墓に比べて費用を抑えることができます。
費用相場は30万円から80万円程度です。
費用の違いは、埋葬方法によって大きく左右されます。
一つの区画に個別に埋葬されるタイプは比較的高く、大きなシンボルツリーの下に他の人やペットと一緒に埋葬される合祀タイプは安価になる傾向があります。
年間管理費が不要なプランも多く、初期費用だけで済むケースもあります。
納骨堂の費用目安は30万円~100万円程度
納骨堂の費用は、安置する形式によって幅広く、30万円から100万円程度が目安です。
シンプルなロッカー型や棚型の区画は比較的安価ですが、豪華な仏壇を備えた仏壇型や、最新設備を備えた自動搬送式は高額になる傾向があります。
また、立地条件や施設の充実度も価格に影響します。
初期費用とは別に、年間管理費が1万円から2万円程度かかるのが一般的です。
ペットと一緒に入る場合は、専用プランの料金を確認する必要があります。
永代供養墓の費用目安は10万円~50万円程度
永代供養墓は、個別の墓石を持たない合祀型のものが多いため、他のタイプのお墓に比べて費用を大幅に抑えることが可能です。
相場は10万円から50万円程度で、ペット1頭あたりの追加費用を含めても、比較的安価に利用できます。
費用は遺骨の安置期間や供養の内容によって変動します。
最初に一括で費用を支払えば、その後の年間管理費などがかからないケースがほとんどで、将来的な金銭的負担の心配がないのが特徴です。
ペットと一緒のお墓に入る3つのメリット
大切なペットと眠れるお墓を選ぶことには、精神的な満足感だけでなく、実務的な利点も多く存在します。
単に「寂しくない」という感情的な理由だけでなく、供養や管理の面でのメリットを理解することで、より納得して選択することができるでしょう。
ここでは、ペットと一緒のお墓に入ることによって得られる主な3つのメリットについて具体的に解説します。
最愛のペットとずっと一緒にいられる安心感が得られる
最大のメリットは、何といっても「死後も愛するペットと共にいられる」という精神的な安心感です。
家族同然に過ごしてきたペットと離れ離れになることなく、永遠に同じ場所で眠れることは、飼い主にとって大きな心の支えとなります。
お墓参りの際に、自分とペットの両方に語りかけることができ、生前と変わらぬ絆を感じ続けられるでしょう。
この安心感や満足感は、他の何にも代えがたい価値があると言えます。
ペット専用墓地を探したり管理したりする手間が省ける
もしペットと人のお墓を別々に建てる場合、それぞれに適した墓地を探し、契約し、管理していく必要があります。
これは時間的にも経済的にも大きな負担となり得ます。
ペットと一緒に入れるお墓を選べば、お墓探しは一度で済み、契約や手続きも一元化できます。
また、将来のお墓の管理や清掃も一つの場所で完結するため、遺された家族の負担を大幅に軽減することにもつながる、非常に実用的なメリットです。
自分とペットのお墓参りを一度で済ませられる
お墓が別々の場所にあると、お盆やお彼岸などのお墓参りの際に、複数の場所を訪れなければならず、時間的・身体的な負担が大きくなります。
特に、お墓が遠方にある場合はなおさらです。
お墓を一つにまとめることで、お参りは一度で済ませることができます。
これは、自分自身が高齢になったときや、お参りをする家族や親族にとっても大きな利点です。
将来にわたって、無理なく供養を続けていくための現実的なメリットと言えるでしょう。
契約前に必ず確認!ペットと一緒のお墓を選ぶ際の注意点
ペットと一緒に入れるお墓は魅力的な選択肢ですが、契約してから「こんなはずではなかった」と後悔することがないよう、事前に確認しておくべき注意点が存在します。
特に、家族や親族との関係、埋葬方法の選択、手続きの問題など、慎重な判断が求められるポイントがあります。
ここでは、契約前に必ずチェックしておきたい4つの重要な注意点を解説します。
親族や周りの人からの理解を事前に得ておく必要がある
お墓は自分だけのものではなく、家族や親族が関わる場所です。
自分はペットと一緒に入ることを望んでいても、他の親族が動物と同じお墓に入ることに抵抗を感じるケースは少なくありません。
事前に相談なく話を進めてしまうと、深刻な親族間トラブルに発展する恐れがあります。
なぜ一緒にいたいのか、自分の想いを丁寧に伝え、関係者全員の理解と同意を得てからお墓選びを進めることが、円満な供養のために最も重要です。
対応している霊園や寺院の数が限られている
ペットとの共葬を希望する人は増えていますが、それを受け入れている霊園や寺院の数は、まだ全体の一部に限られているのが現状です。
特に、伝統を重んじる寺院墓地などでは、許可されていない場合が多く見られます。
そのため、住んでいる地域や希望する条件によっては、選択肢が非常に少なかったり、希望のエリアでは見つからなかったりする可能性があります。
理想のお墓を見つけるためには、早めに情報収集を開始し、広範囲で探すことも視野に入れる必要があります。
合祀を選ぶと遺骨を個別に取り出せなくなる
永代供養墓や一部の樹木葬では、遺骨を骨壺から取り出し、他の人やペットの遺骨と一緒に埋葬する「合祀(ごうし)」という方法がとられます。
合祀を選ぶと、費用を抑えられるメリットがありますが、一度埋葬すると他の遺骨と混ざってしまうため、後から特定のペットや個人の遺骨だけを個別に取り出すことは二度とできません。
将来、お墓の引っ越し(改葬)などを考える可能性が少しでもある場合は、慎重に検討する必要があります。
既存のお墓に入れる場合は改葬手続きが必要なケースもある
すでに家族のお墓がある場合、そこにペットの遺骨を納めたいと考えるかもしれません。
しかし、そのお墓の規約でペットの納骨が禁止されている場合、単純に遺骨を追加することはできません。
この場合、ペットと一緒に入れる新しい区画にお墓ごと引っ越す「改葬」という手続きが必要になることがあります。
改葬には、現在のお墓がある市区町村からの許可や、墓石の移設費用など、複雑な手続きと追加費用が発生するため、事前に管理事務所へ確認が必要です。
失敗しない!ペットと一緒に入れるお墓探しの5つのチェックポイント
理想のお墓を見つけるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておくことが大切です。
埋葬方法や費用といった基本的な条件はもちろん、将来にわたって気持ちよくお参りを続けられるかどうかも見極める必要があります。
ここでは、ペットと一緒に入れるお墓探しで失敗しないために、契約前に必ず確認しておきたい5つのチェックポイントを具体的に解説します。
埋葬方法が「個別埋葬」か「合祀」かを確認する
「ペットと一緒」と一口に言っても、その埋葬方法は霊園やプランによって様々です。
飼い主と同じスペースに個別の骨壺で安置されるのか、敷地内のペット専用スペースに埋葬されるのか、あるいは他のペットと一緒に合祀されるのかなど、具体的な納骨方法を必ず確認しましょう。
特に、将来的に遺骨を取り出す可能性がある場合は、他の遺骨と混ざってしまう合祀ではなく、個別に安置される方法を選ぶ必要があります。
自分の希望する供養の形に合っているかを見極めることが重要です。
宗旨・宗派に関する条件をチェックする
民間霊園の多くは宗旨・宗派を問わないケースがほとんどですが、寺院が管理する墓地(寺院墓地)の場合は、その寺院の檀家になることが条件となる場合があります。
また、特定の宗派の儀礼に則って供養が行われることもあります。
無宗教であったり、自身の宗派と異なる場合は、契約前に宗旨・宗派に関する条件を必ず確認しましょう。
後から改宗を求められたり、希望しない形式での供養になったりするトラブルを防ぐことができます。
自宅からアクセスしやすく、お参りしやすい場所を選ぶ
お墓は建てて終わりではなく、その後何年、何十年とお参りを続ける場所です。
契約時は元気でも、将来的に年齢を重ねたり、車が運転できなくなったりすることも考慮しなければなりません。
自宅から公共交通機関で行けるか、最寄り駅からの距離はどのくらいか、駐車場はあるかなど、アクセス方法を確認しましょう。
また、坂道や階段の多さなど、現地の環境も重要です。
定期的にお参りに通うことが負担にならない、自分や家族にとって利便性の高い場所を選ぶことが大切です。
霊園や施設の管理体制や雰囲気を現地見学で確かめる
パンフレットやウェブサイトの情報だけで判断せず、必ず現地に足を運んで自分の目で確かめることが不可欠です。
霊園全体の清掃は行き届いているか、共有スペースはきれいに保たれているか、スタッフの対応は丁寧かなど、管理体制をチェックしましょう。
また、日当たりや水はけ、周辺の環境など、現地の雰囲気を感じることも重要です。
自分と愛するペットが安らかに眠る場所としてふさわしいか、心から納得できる場所かどうかを肌で感じて判断しましょう。
契約内容と管理費などを含めた総額費用を詳細に確認する
費用を確認する際は、初期費用として提示される金額だけでなく、将来的に発生する可能性のある費用も含めた総額で比較検討することが重要です。
永代使用料や墓石代のほかに、毎年支払う「年間管理料」はいくらか、名義変更や彫刻に追加費用はかかるかなど、細かい点まで確認しましょう。
契約書の内容は隅々まで目を通し、少しでも不明な点があれば、担当者に納得できるまで質問することがトラブル防止につながります。
ペットと一緒に入れるお墓に関するよくある質問
ここでは、ペットと一緒に入れるお墓を検討している方からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
具体的な疑問を解消し、よりスムーズなお墓選びの参考にしてください。
今あるお墓に後からペットの遺骨を入れることはできますか?
墓地の管理規約で許可されていれば可能です。
しかし、規約で禁止されている場合は、今ある人のお墓に納骨することはできません。
その場合は、ペット可の区画への改葬(お墓の引っ越し)や、分骨などの検討が必要です。
まずは現在のお墓の管理者に問い合わせて、規約を確認することが第一歩となります。
犬や猫以外のエキゾチックアニマルなども一緒に入れますか?
霊園や施設によりますが、受け入れているケースはあります。
ただし、一般的には犬や猫を想定している施設が多いため、ウサギ、フェレット、鳥、爬虫類といったエキゾチックアニマルの場合は、必ず事前に個別の問い合わせが必要です。
ペットの種類や大きさに制限がある場合もあるため、契約前に確認しましょう。
生前のうちにお墓を契約することは可能ですか?
はい、可能です。
生前にお墓を建てることは「寿陵(じゅりょう)」と呼ばれ、長寿を招く縁起の良いこととされています。
自分の意思を明確に反映できるため、ペットとの共葬を強く希望する場合には、むしろ生前契約がおすすめです。
時間をかけてじっくり比較検討でき、家族に負担をかけずに済みます。
ペットと一緒に眠れるお墓をお探しの方へ
イオンライフではお墓のお引越しや墓じまいの相談を承っております。ペットと人が一緒に入れるお墓として「北摂池田メモリアルパーク」をご案内します。
【人とペットが入れるお墓】北摂池田メモリアルパークの特徴
- ペットと共葬可能な区画
- 宗旨・宗派不問
- 資料請求・見学予約が可能
- 美しい四季を感じられる自然溢れる立地
- 専用のセレモニーホールで行うペット家族葬
- 合同慰霊法要を毎月開催
- ペット終活アドバイザーを取得したスタッフが対応
- 充実した施設を完備(広い駐車場、休憩室、バリアフリーのトイレ)
先祖代々から続く代々墓を整理してペットと一緒に入れるお墓を検討したい方はイオンライフにご相談ください。墓じまい、改葬のご相談承ります。
まとめ
ペットと人が一緒に入れるお墓は、法律上は問題ありませんが、実際に可能かどうかは霊園や寺院の管理規約によって決まります。
お墓の選択肢には、伝統的な一般墓から、樹木葬、納骨堂、永代供養墓まで多様な種類があり、それぞれ特徴や費用が異なります。
お墓を選ぶ際は、親族からの理解を得ること、埋葬方法や総額費用を詳細に確認すること、そして必ず現地見学をして管理体制や雰囲気を確かめることが、後悔しないための重要なポイントです。
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