カメが死んだらどうする?生死の確認から供養・埋葬方法まで解説
2026.1.10 ペットが亡くなったら , 亀大切に育ててきたカメが動かなくなったとき、どう対応すればよいのか分からず、不安や戸惑いを感じる方は少なくありません。
特にカメは、気温や水温の低下によって活動が極端に落ちることがあり、冬眠や低体温との見分けが難しい場合もあります。
この記事では、カメの生死を確認する際の考え方から、亡くなっていた場合の安置方法、火葬や埋葬などの供養の選択肢までを、落ち着いて判断できるよう順を追って解説します。
いざというときに慌てず対応するための参考としてお役立てください。
目次
まず確認!本当に死んでいるか冬眠との見分け方
カメが動かず反応しない場合でも、すぐに死亡と判断するのは避けたほうがよいケースがあります。
特に寒い時期は、冬眠や体温低下により、ほとんど動かず一見すると亡くなっているように見えることがあります。
一方で、亡くなっている場合には時間の経過とともに体の状態に変化が現れます。
慌てて結論を出さず、いくつかのポイントを総合的に確認し、判断に迷う場合は専門家へ相談することも大切です。
冬眠?それとも死亡?カメの生死を見分ける5つのチェックポイント
生死の確認は、一つの項目だけで判断せず、複数の様子を合わせて考えることが基本です。
まず、鼻先にティッシュなどを近づけ、わずかでも呼吸の動きがないかを確認します。冬眠中は呼吸が非常に浅く、分かりにくいこともあります。
次に、手足の付け根付近に軽く触れ、心拍のような反応が感じられないかを見ます。
また、手足や首にそっと触れたときに、反射的な動きや抵抗があるかも確認します。
時間が経つと体が硬く感じられることがありますが、環境温度や個体差によって判断が難しい場合もあります。
さらに、時間経過によって異臭や体表の変化が見られることもあります。
これらを総合しても判断がつかない場合は、自己判断で処置を進めず、カメを診られる動物病院や専門店に相談するのが安心です。
カメの死亡が確認された後の安置方法
残念ながら死亡が確認できた場合、次に大切なのが遺体の安置です。
亡くなった後は少しずつ状態が変化していくため、火葬や埋葬までの間、できる範囲で清潔に保ち、穏やかにお別れできる環境を整えます。
急いで完璧に行う必要はありません。
飼い主自身の気持ちにも配慮しながら、落ち着いて進めていきましょう。
腐敗を防ぐために遺体を清めて安置する正しい手順
まず、柔らかい布やガーゼを軽く湿らせ、体表の汚れを優しく拭き取ります。
口や総排泄口付近から体液が出ることがあるため、見える範囲で丁寧に拭いてあげましょう。
次に、カメの大きさに合った箱を用意し、タオルやペットシートを敷いた上に遺体を安置します。
手足や首は無理に伸ばさず、自然な位置に整えます。
目が開いている場合も、強く触れず、そっと整える程度に留めてください。
火葬や埋葬の日まで遺体をきれいに保つ保管方法
安置した箱は、直射日光を避けた涼しい場所に置きます。
状態変化を緩やかにするため、保冷剤をタオルで包み、遺体の周囲に配置します。
特に気温が高い時期は、保冷剤をこまめに交換し、箱の中が濡れすぎないよう注意します。
ドライアイスを使用する場合は、直接遺体に触れないようにし、換気にも配慮してください。
安置期間や状態について不安がある場合は、火葬業者に相談すると具体的な案内を受けられることがあります。
愛亀の供養・埋葬方法の種類とそれぞれの特徴
カメとのお別れの方法に、唯一の正解はありません。
飼い主の考え方や住環境、費用、家族の気持ちを踏まえ、納得できる方法を選ぶことが大切です。
主な選択肢としては、ペット火葬業者に依頼する方法、自宅の私有地での埋葬、集合住宅でも検討できるプランター葬などがあります。
それぞれの特徴と注意点を理解したうえで、無理のない形を選びましょう。
ペット火葬業者に依頼する方法と費用の目安
ペット火葬業者に依頼する方法は、火葬から収骨、供養までの流れが整っており、飼い主の負担を軽減しやすい選択肢です。
火葬方法は合同火葬、個別火葬、立会い火葬などがあり、費用はカメの大きさや地域、内容によって異なります。
甲羅や骨の扱いについては、設備や火力調整の方針によって差が出ることがあるため、事前に返骨の形や対応可否を確認しておくと安心です。
自宅の庭に埋葬(土葬)する場合の具体的な手順と注意点
自宅の庭など私有地に埋葬する方法も選択肢の一つです。
ただし、掘り返しや臭い、周囲の環境への影響を考慮する必要があります。
一般には、十分な深さを確保し、遺体を布など自然に還る素材で包み、土をしっかりかぶせる方法が取られます。
深さや方法は土地条件や周辺環境によって適切さが変わるため、一律に断定することはできません。
公園や他人の土地への埋葬は避け、必要に応じて自治体へ確認しましょう。
集合住宅でもできる「プランター葬」の準備と埋葬方法
庭がない場合に検討される方法として、プランター葬があります。
十分な深さのあるプランターを用意し、鉢底石と土を入れ、遺体を安置してから土を厚めにかぶせます。
上に植物を植えることで供養の場として整えやすくなりますが、臭いや虫など衛生面の管理が重要です。
設置場所や管理が難しい場合は、無理に選ばず他の方法も検討してください。
【注意】公園や川、海など公共の場所への遺棄について
亡くなったカメの遺体を公園や山、川、海など公共の場所に置く行為は、衛生や環境面で問題となり、状況によっては法的なトラブルにつながる可能性があります。
公共空間への遺棄は望ましい対応とは言えません。
大切に育ててきたカメだからこそ、火葬や適切な埋葬など、落ち着いて見送れる方法を選ぶことが大切です。
悔いのないお別れのために知っておきたい火葬の種類
ペット火葬業者に依頼する場合、複数の火葬方法から選べることが一般的です。
費用、返骨の有無、立会いの可否などが異なるため、家族の考え方や状況に合った方法を選びましょう。
他のペットと一緒に火葬する「合同火葬」
合同火葬は、他の家庭のペットと一緒に火葬する方法です。
費用を抑えやすい反面、遺骨が混ざるため個別の返骨ができない場合が一般的です。
個別で火葬を依頼しお骨上げまで任せる「一任火葬」
一任火葬は、個別に火葬を行い、収骨までを業者に任せる方法です。
立会いはできませんが、返骨を希望する場合に選ばれることが多い方法です。
家族で立ち会いお骨上げもできる「立会い火葬」
立会い火葬は、火葬の場に家族が立ち会い、最後のお別れから収骨までを行う方法です。
精神的な区切りをつけやすい一方、当日の負担も考慮して選ぶことが大切です。
火葬後の遺骨はどうする?主な4つの供養方法
遺骨が手元に戻った後の供養方法に決まりはありません。
飼い主が気持ちを落ち着けられる形を選ぶことが最も大切です。
自宅で遺骨を保管する「手元供養」
骨壷のまま、または分骨して自宅で供養する方法です。
身近に感じられることで、気持ちの整理につながると感じる方もいます。
ペット霊園や自宅のお墓への「埋葬」
ペット霊園や寺院の墓地、自宅の私有地などに埋葬する方法です。
将来の管理や引っ越しの可能性も考慮して選びましょう。
納骨堂に遺骨を預けて供養してもらう
屋内で遺骨を安置し、施設が管理してくれる方法です。
天候に左右されずお参りできる点が特徴です。
自然に還す「散骨」という選択肢
遺骨を粉骨し、自然に還す供養方法です。
場所や方法には配慮が必要なため、専門業者への相談が一般的です。
カメの供養に関するよくある質問
Q1. 亀の火葬で甲羅や骨はきれいに残りますか?
残り方には差が出ることがあります。
カメの甲羅は、表面の角質層(主成分はケラチン)と、肋骨や脊椎が一体化した骨組織からなる二層構造をしています。
内部の骨組織にはカルシウムなどのミネラルが含まれ、体を守る役割に加え、栄養バランスの維持にも関与すると考えられています。
ただし、甲羅の成分や構造は一般的な骨とは一部異なるため、火葬後の残り方には個体差があり、必ずしも同じ状態で残るとは限りません。
甲羅の扱いについて希望がある場合は、事前に火葬業者へ確認することが安心につながります。
Q2. 亡くなった亀を一般ゴミとして処分しても問題ありませんか?
扱いは自治体によって異なるため、必ずお住まいの地域のルールを確認する必要があります。
気持ちの面で抵抗を感じる方も多いため、火葬や埋葬など納得できる方法を検討する方が一般的です。
Q3. ペットロスがつらいです。どうすれば乗り越えられますか?
ペットロスは、大切な存在を失った際に自然に生じる感情です。
無理に悲しみを抑え込まず、思い出を振り返ったり、供養の形を整えたりする時間を持つことが助けになる場合があります。
つらさが長く続く場合は、専門家に相談することも一つの選択肢です。
まとめ
カメが動かなくなったときは、冬眠や体温低下の可能性を考慮し、慌てず複数の視点から状態を確認することが大切です。
死亡が確認できた場合は、遺体を清めて安置し、火葬や埋葬などの方法を検討します。
供養の形に正解はありません。
住環境や家族の考え方を踏まえ、法律やマナーにも配慮しながら、飼い主自身が納得できる形でお別れすることが、悔いの少ない供養につながります。
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