犬の火葬費用を比較!サイズ・プラン別料金や自治体と民間の違い
2025.12.24 ペットのお葬式大切なペットである犬との別れは、飼い主にとって非常につらい経験です。
その中で考えなければならないのが、葬儀や火葬の方法、そして費用です。
犬の火葬にかかる料金は、犬の体重やサイズ、火葬プランの内容、依頼先によって幅があります。
この記事では、犬の火葬費用の相場をサイズ別・プラン別に整理し、民間業者と自治体の違い、それぞれの特徴や注意点を解説します。
費用だけで判断せず、「どのようなお別れをしたいか」を考えるための材料としてご覧ください。
目次
【サイズ・体重別】犬の火葬にかかる費用相場一覧
犬の火葬費用は、体の大きさや体重によって異なります。
一般的には、体が大きいほど火葬時間が長くなるため、費用も高くなる傾向があります。
ここでは、超小型犬から大型犬まで、サイズ別の費用相場を紹介します。
あくまで目安として捉え、実際の料金は各業者の案内をご確認ください。
超小型犬・小型犬(5kg未満)の費用相場
体重5kg未満の超小型犬・小型犬の場合、比較的費用を抑えやすい区分です。
合同火葬では18,000円前後~、一任個別火葬では22,000円前後~、立会個別火葬では26,000円〜が目安です。
火葬時間が比較的短いため、料金設定も比較的低めに設定されているケースが見られます。
中型犬(5kg~15kg未満)の費用相場
体重5kg〜15kg未満の中型犬では、小型犬よりもやや費用が上がります。
合同火葬で19,000円〜25,000円程度、一任個別火葬で23,000円〜30,000円程度、立会個別火葬では28,000円〜38,000円ほどが目安です。
業者によって体重区分が細かく設定されている場合もあるため、事前に正確な体重を伝え、料金表を確認することが重要です。
大型犬・特大犬(15kg以上)の費用相場
15kg以上の大型犬では、火葬費用が高くなる傾向があります。
合同火葬で30,000円〜、一任個別火葬で40,000円〜、立会個別火葬では50,000円〜が一つの目安です。
40kgを超える特大犬の場合、対応できる火葬炉が限られるため、費用が70,000円以上となるケースもあります。
事前に大型犬対応の可否を確認することが欠かせません。
全国的に物価高や燃料費高騰によりペット火葬の料金も上昇傾向にあります。特に2024年以降顕著に増加しており、同じペット葬儀社さんでも昔やってもらったときと料金が違うというケースは多いかと思います。
火葬プランは3種類|内容と料金の違いを解説
犬の火葬には主に「合同火葬」「一任個別火葬」「立会個別火葬」の3つのプランがあります。
どのプランを選ぶかによって、費用だけでなく、お別れの時間の取り方や遺骨の扱いが変わります。
それぞれの特徴を理解した上で、家族の気持ちに合った方法を選ぶことが大切です。
合同火葬・一任個別火葬
合同火葬や一任個別火葬は、費用を比較的抑えられる点が大きなメリットの一つです。
しかし、これらのプランが選ばれる理由は、価格面だけではありません。
「火葬に立ち会うこと自体がつらい」「最期の場面を見届ける自信がない」「お骨を拾う行為は精神的に負担が大きい」といった理由から、あえて立会いをしないプランを選ばれる方もいらっしゃいます。
特に悲しみが深い状況では、無理に立ち会うことで気持ちの整理が難しくなる場合もあります。
合同火葬は他のペットたちと一緒に見送る形となり、一任個別火葬では個別に火葬されたうえで遺骨が返却されます。
どちらも、飼い主ご自身の心の状態を優先し、負担を減らす選択肢として選ばれることがあります。
立会個別火葬
立会個別火葬は、火葬前のお別れから火葬、収骨(お骨上げ)までを家族で見届けられるプランです。
「最期までそばにいたい」「きちんとお別れをしたい」「自分の手でお骨を拾ってあげたい」という気持ちが少しでもある場合には、選択肢の一つとなります。
一方で、立会個別火葬がすべての方にとって最適というわけではありません。
無理をして立ち会うことで、かえって後悔やつらさが残ることもあります。
どの火葬方法が良いかに正解はなく、最も大切なのは、ご自身やご家族の気持ちに無理がない形で送り出せることです。
「どう見送りたいか」「何がつらく、何なら受け止められそうか」を家族で話し合い、納得できる方法を選ぶことが、後悔の少ないお別れにつながります。
どこに依頼する?民間業者と自治体(公営)の火葬の違い
犬の火葬は、民間のペット葬儀業者か、自治体(公営)のいずれかに依頼するケースが多く見られます。
それぞれに特徴があり、どちらが合うかは考え方次第です。
違いを理解した上で選択することが、後悔を減らすポイントになります。
民間業者の特徴
民間のペット葬儀業者では、個別火葬や立会火葬など、選択肢が多い点が特徴です。
お別れの時間を確保できる場合や、収骨(お骨上げ)が可能なケースもあります。
施設での葬儀や、静かな環境で見送れる点が、気持ちの整理につながったと感じる方もいます。
一方で、費用は自治体に比べるとやや高くなる傾向があります。
自治体(公営)の特徴
自治体に依頼する場合、費用を抑えられる点がメリットです。
ただし、火葬方法や立会いや返骨の可否などは自治体ごとにまちまちで、一般廃棄物として処理される場合もあります。
事前に自治体の公式案内を確認し、内容をしっかり理解した上で判断することが重要です。
後悔を減らすための考え方
費用を重視すれば自治体や出張火葬のような方法が候補になることもあります。
一方で、「火葬直前まで立ち会えるか」「お骨上げができるか」「静かな場所でお別れできるか」といった点を重視する方もいます。
自宅でのお別れが合う方もいれば、ペット霊園のような非日常の空間で区切りをつけた方が、気持ちの整理がしやすいと感じる方もいます。
どの選択が正しいということはなく、家族ごとの価値観に合わせて選ぶことが大切です。
まとめ
犬の火葬費用は、サイズや火葬プラン、依頼先によって幅があります。
費用だけでなく、お別れの時間の過ごし方や供養の形まで含めて考えることが、後悔を減らすポイントです。
イオンのペット葬では、イオンのペット葬スタッフが掲載前にすべて現地確認を実施し、こうした選択に迷うお客さまが安心して検討できるよう、火葬方法や立会いの可否、収骨の有無などを事前に確認しやすい情報が整えられています。
大切な家族との最後の時間を、納得のいく形で迎えるための一つの選択肢として検討する方もいらっしゃいます。
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